オーディオ道楽

学生のころ、お金もないのに秋葉原を歩くのが大好きだった。これはいろいろなお店でオーディオを試聴することが目的だったが、歩くコースは決まっていて、オーディオ専門店~中古レコード店お茶の水)~古本屋街(神保町)。

自分のお金でスピーカーやらアンプやらを買えるようになった時は嬉しかった。最初のアンプは確か Victor だったように思うが、それからDenonLuxman というようにグレードアップしていった。スピーカーの初めは Otto という銘柄(サンヨー)で、それからKEF、Tannoyと変わった。現在はCelestion SL-6 Si を使っている。思い出すのは、CDプレーヤーが最初は高くて買えず、友人のお古を譲ってもらったこと。オーディオ道楽にはお金がかかる。

ところで2017年6月、使っていたアンプの具合が悪くなった(ような気がした)。このさい上級のものに買い替えようと思い高崎市の某店に行ったところ、ラックス L-507uxがお安く買えますよ、と勧められた。それまでのL-505f はA級アンプだが今度のはAB級とのこと。まあ音は良くなるんだろうな、と思って購入したのである。良くなったような気もするが実はオーケストラの録音などだと高音がきついような感じがして、トーンコントロールを調整して使っていた。音の広がりは良くなったような気がしていた。

ところが最近、ベームウィーン・フィルブラームス交響曲の録音を聴いた時どうも音に違和感を覚えたのだ。こんな弦の音ではなかったような気がする。そこで別の部屋で時々使っていた L-505f を再びメインで使ってみたところ、何のことはない、素晴らしい音なのである。オーケストラもいいしピアノもスタインウェイらしい音に聞こえる。そうすると4年前は何だったのだろうか。きっとどこかの接触が悪かったのだと思う。時々掃除をした方がよい。

というわけで現在は、A級アンプの方がクラシックを聴くのには適しているのではないかと思っている。

私は車のオーディオにお金をかけることはしない。所詮、ノイズの中で聴く音楽なのでいくらお金をかけてもクラシック音楽だと弱音は良く聞こえないから。車で聴くのはもっぱらAM放送ばかりだ。

良い音はやはり家で聴きたいものである。

 

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